セラピストアワーズ ジャパン オフィシャルブログ

悩みや問題の根本にあるものは…?

2018/10/02
 
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紹介だけで集まった個性豊かな日本在住のセラピスト集団セラピストアワーズジャパンのメンバーが、各専門性からの目線で書いたブログです。
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こんにちは。
北九州の心理セラピスト待鳥智美(まちどりともみ)です。
リトリーブサイコセラピー®という心理療法で「あなたが本当に望む自分に戻る」お手伝いをしています。

街の中には、クリスマスソングが響き、色とりどりのクリスマスや新年を迎える準備の品々が並んで、にぎやかに感じますね。


我が家にも、子どもと一緒に飾ったクリスマスツリーがありますよ。小さいですけど。

人と親しい関係(友人、家族、親子、パートナー)が築けない
または、築いても長続きしない

という方に向けて。

安定した愛着に必要なもの

先日、心理セラピーセッションのご感想をいただきました。
【母へのわだかまりに、しんどさを感じながらも、いま、母に復讐していることに満足しているのかもしれません。
いまさら、と諦めていて 何も期待はしてないと思っていたのに…
自分の中に、あるとは思っていなかった怒りが あるのではないかと、初めて思い至っています。】(一部抜粋)

幼い子どもは、親からのスキンシップや、共感的応答を必要としています。
特に、産まれてから1歳半くらいの間に、母親にそれらを繰り返し与えてもらうことで、安定した愛着が育まれます。
共感的応答とは、子どもが欲していることや感じていることをくみ取って、それに応えてあげることです。
(例えば、泣いたときに、あやす、どうしたの?と話しかける、○○なのねとくみ取ってあげたり共感したりすること)
子どもは、自分が出した欲求や感情を受け止めて、反応してもらうことで、自分が存在しているんだという感覚を得たり、
この湧き出る感情が○○なんだ(うれしい、楽しい、悲しい、悔しいなど)と言葉で理解できるようになるのです。

○子どもの要求に応答しない
○子どもの要求とは違う的外れな応答
○求めていないときに親から一方的に与える
これでは、子どもは、受け止めてもらえた安心感や、自分が感じたものがどんな感情というのか理解する力を育てることができません。
親が共感的応答が苦手なために、子どもがそれを得られないことを繰り返していれば、その子自身にも、
他人に対して共感的に応答する力が育たないということになります。

傷つくくらいなら、求めない

『共感的応答を求めても、もらえない』ことが繰り返されると、『求めること自体をしなくなる』ことがあります。
そうすると、次のような特徴をもつようになります。

・人と親密に関わることを避けたり、関係を継続させることが困難
・一人でいることを好む
・新しいことに挑戦することや失敗することが怖い
・責任を持つことを避ける
・自分の感情や感覚がわかりにくい
・他人を頼ることや、甘えることが苦手
・他人の感情に触れることが苦手  など

一言で言うと、何事においても、傷つくことを怖れる傾向が強いため、「求めても満たされなくて、傷つくくらいならば、始めから求めないほうがマシ」という回避的な思考や行動をとるのです。

親からの愛情さえも、『求めてももらうことができず悲しい思いをするのはイヤだ、だから、もらうことはあきらめた』と、自分の感情(悲しみ・恐怖や怒り)も感じないようにして、自分一人で頑張ることを選ぶのです。
論理的に考えられるようになるより前の幼いころに、経験から無意識で選んでいます。

子どもの頃、親と安心した親密な関係が築けなかったことが、成長した時に、自分の心をさらけ出せず、他人と安心して親密になるということができないということになるのです。

自分の感情や感覚とも、他人とも距離を置いてしまうこのような【回避性愛着スタイル】の生き方は、本当の自分らしさを発揮して、他人と関わりながら自己世界を広げていくということができないので、狭くさみしいものになります。

仕事において言えば、自分の意見に責任を持ってチャレンジすることができなかったり、チームでの仕事が苦手ということ。
自分の体調にも注意が向かず、他人を頼れないので、疲れていることにも気づかず、倒れるまで仕事を抱え込む。
親密で継続的なかかわりが必要な、恋愛、結婚、子どもを持つことにも、消極的になったり、いろいろな問題を抱えることになりがちということです。

『人と親しくなりたい、ずっと付き合っていきたい』と思えば、お互いの気持ちに触れあうことが必要なはずです。
パートナーであれば、身体の触れあいも。
助けてあげたり、助けてもらったりすることも。
それらが苦手、ということが、生き辛さにつながっているのです。

根本にあるものを扱う

表面的には、人間関係がうまくいかない、一生懸命に頑張りすぎて疲れる、子育てに悩む、パートナーと長く付き合えない、
などが問題だとしても、その根本にどんな【愛着スタイル】をもっているのか?ということを見ていくことが、問題の解決にはとても重要です。

もし、回避性などの不安定な愛着スタイルだとしたら、自分の中に安心や安全の感覚を感じられる土台を
築き直すことから始めて行けばいいのです。

最初に紹介した方のように、心理セラピーセッションを受けて初めて、自分の中にある感情や不安感などに気づくことがよくあります。

頑なに「愛情をもらうことはとっくにあきらめていたので、何の感情もわかない」と言っても、
「あなたのせいで、私はこんなに頑張らなければならなかったんだと知らしめたい」と相手を憎んでも、
自分が、その奥にある、大きな不安や悲しみに気づいて、癒さなければ、自分も目の前の問題も、何も変わっていかないのだと、感じています。

その頑なな思いが、以前は自分が傷つかないために必要なものだったとしても、今の苦しさにつながっているのなら、
ずっとずっと持ち続けてきた思いだからこそ、そろそろ、丁寧に扱って、頑なさを緩めてもいいのではないでしょうか?

では、また~。

.。。。。。。。。。。

~~ご案内~~
【心理と子育てのセミナー】
テーマ 「愛着とはなにか?」
~人間関係、子育てに悩みや問題を抱えている方へ~
日時:2018年1月25日(木)
10:30~12:30
場所:福岡市NPO ボランティア交流センター「あすみん」
http://www.fnvc.jp/
参加料:2500円
お申込みはコンタクトフォームにお願いします。
お名前・メールアドレス・セミナー名をメッセージ欄に入力してください。
http://healing-island.jp/contact

 

福岡県 心理と子育てのセラピールーム 「こころのまど」 待鳥智美 http://healing-island.jp/expert/223.html

 

ストレングスファインダー®の強み入門「もっと自分をたのしもう!」
http://healing-island.jp/news/strength-finder-introduction-to-strength

 

 

 

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